ピアノカバーは必要か?
ズバリ、結論から申し上げますと、グランドピアノやピアノ専用ルームがある場合は、なくてもOK。生活空間にある場合は、必要です。
今回はそんなピアノカバーについて、わかりやすく詳しく解説いたします。
ピアノカバーは必要か?
早速ですが、ピアノカバーは必要か? についてお話していきます。
冒頭で「グランドピアノやピアノ専用ルームがある場合は、なくてもOK。生活空間にある場合は、必要です」と申し上げました。
これがなぜかと言いますと、楽器に適した環境ならいらなくて、生活環境にある楽器なら必要だと考えるからです。
ピアノの最大の敵は、ホコリ・湿気・カビです。
ホコリを避けるためにカバーをしますが、カバーをしたがために湿気やカビが発生してしまったら本末転倒ですよね。
グランドピアノやピアノ専用ルームでしたら、ペットや小さなお子さまが遊びまわるようなことがないのでカバーがいらないと考えます。
反対に、リビングや子供部屋など生活空間の一部に置いてある方は、カバーがあるといいでしょう。そして、多くの方は後者ではないでしょうか。
ということで続けて、「ピアノカバーの選び方」についてご紹介します。アップライトピアノを生活空間に置いていらっしゃるご家庭の方は、このまま最後までお読みください。
ピアノカバーの丈の長さ
ピアノカバーの丈長さは、ズバリ、フルサイズをおススメします。
こちらもいろいろな意見があると思いますが、ポイントはホコリや汚れが入り込まないカバーを選ぶことです。反対に、湿気がたまるようでしたら、ないほうがいいでしょう。あなたの家の環境を確認してみてくださいね。
ちなみに、ピアノにはサイズがあります。あなたのピアノのサイズを確認してからカバーを購入しましょう。
ピアノのサイズについては、ピアノの機種名を確認するのが確実です。天板を開けたところに刻印されているので型番から検索してサイズをチェックしてくださいね。
ピアノカバーの素材選び
続いては、ピアノカバーの素材についてです。
ピアノカバーというと、レースのイメージが湧く方がいらっしゃると思いますが、こちらはNGです。カバーをする理由がホコリから守るということですので、レースだと隙間だらけですよね~。
そこで、おススメなのが、マルチカバーです。
ソファーやベッドの上で利用されているかたも多いのではないでしょうか。素材は、通気性と吸湿性にすぐれる天然素材の「コットン」でしたら間違えないでしょう。
市販されているのでもいいですが、お気に入りの生地を買ってかぶせておくだけでもオリジナル感があって、ワクワクしますよね。
カバーをオシャレにしたい、という方もいらっしゃると思いますので「ピアノを守る」という目的をお忘れなくあなた好みに演出してください。
キーカバー(鍵盤カバー)やペダルカバーもご一緒に
キーカバーやペダルカバーも同じ理由で、生活空間に設置している場合は、すべてにカバーをしましょう。
この時の注意点は、「ケバケバ」に注意です。
キーカバーは、ウールが多いと思いますが、これが詰まりの原因になることもあります。洗うなら手洗いで縮まないように気を付けましょう。
ペダルカバーはあまり深く考えないでOK。サイズだけ気を付けましょう。
以上、「ピアノカバーは必要か?」についてお話しました。
ピアノカバーは必要か?まとめ
それでは最後に、「ピアノカバーは必要か?」についてのまとめです。
・ピアノカバーは、グランドピアノやピアノ専用ルームがある場合はなくてもOK。生活空間にある場合は、必要
・ピアノカバーのサイズは、フルサイズ
・ピアノカバーの素地は、コットン
・キーカバー(鍵盤カバー)やペダルカバーもそろえよう
ということでした。
失敗すると虫や動物の住み家になってしまうそうですので、年に一度など、定期的に調律師さんにみてもらって、いつも清潔で美しい音色を奏でられるようにメンテナンスをしておきましょう。
金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く
横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。
ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
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