ピアノは、子どもの習い事として非常に人気ですが、その人気も納得できるメリットがあります。
ピアノは音楽感覚を育むだけでなく、集中力や記憶力も強化できます。
また脳にも良い影響があるため、子どもの頃から習っていて損はありません。
当記事は、子どもがピアノを習うべき理由がわかる内容となっております。
ピアノ教室に通うか迷っている方は、参考にしてください。
子供がピアノを始めるメリット5選
子どもがピアノを始めるメリットは、大きく5つあります。
- 集中力が身に着く
- 記憶力の強化
- リズム感や音感が身に着く
- 学校でも活躍の場が増える
- 努力する姿勢が身に着く
子どもがピアノを習うことは、将来にも大きな影響を及ぼすほどのインパクトがあるでしょう。
下記ではピアノを習うメリットを詳しく解説します。
集中力が身に着く
ピアノを習うことによって、集中力が身に着くというメリットがあります。
集中力が身に着けば、学校の勉強もはかどり、多方面で役に立ちます。
それではなぜピアノを習うことで、集中力が上がるのでしょうか。
ピアノはリズム、テンポ、音程、音などさまざまな要因に気を配る必要があるためです。
集中力がなければピアノを綺麗に弾くことは難しくなるでしょう。
日々、ピアノを練習し、意図的に集中しなければならない環境をつくることで、結果的に集中力が育まれます。
またピアノを演奏しているときは、両手で違う動きをし、足でペダルを踏み、耳で音楽を聴いている状態です。
これほどまでに全身の感覚を研ぎ澄ます必要がある楽器は、ピアノ以外に少ないともいわれています。
全身を操り、感覚を研ぎ澄ますため、ピアノを習うことで集中力が高まるというメリットが感じられます。
記憶力の強化
ピアノを習うことで、記憶力が強化されるというメリットもあります。
ピアノを弾くために暗譜が必要ですが、暗譜する際に脳の海馬を使います。
右手、左手の使い方を覚え、両手の感覚を身体に覚えさせるために必要なためです。
海馬は頻繁に使うことで発達するため、結果的に記憶力が良くなる仕組みです。
もちろん長い曲の暗譜を行うことで、記憶力は高まります。
しかし日々の練習の中でも、楽譜を読み、短いパートを記憶しながら演奏しています。
つまりピアノを弾くために、日々脳が鍛えられている状態となっています。
ピアノを早くから始めることで、お子さまの記憶力が良くなることが見込まれるでしょう。
リズム感や絶対音感が身に着く
ピアノを習うことで、音楽的な感覚が身に着くというメリットももちろんあります。
ピアノを上手に弾くためには、リズム感が必要です。
ピアノ教室に通うと、メトロノームを使いながら拍感を鍛えたり、さまざまな曲のリズムに触れます。
このような訓練をすることで、どんどんリズム感が育ちます。
また小さいころからピアノを始めることで、絶対音感が身に着くとも考えられています。
具体的には6歳未満が理想です。
3歳から6歳頃までは耳が急発達するため、鍛えることで絶対音感が身に着けられます。
リズム感や音感があれば、他の楽器をはじめるときも役に立つというメリットがあります。
また新しい言語を覚える際にも役立つでしょう。
今後はますますグローバル化が進み、外国語に触れることも当たり前になってきます。
ピアノを習うことで、様々な分野で活躍できる可能性が広がります。
学校でも活躍の場が増える
ピアノを習うことで、学校でも活躍の場が増えます。
学校は音楽行事が多く、ピアノの伴奏者を募ったり、一緒に演奏することがあるためです。
子どものころから目立つ経験や、成功体験をしておくと、その後の人生にも良い影響を与えます。
子供の頃の経験がきっかけで、将来の夢を見つけたり、性格を知ることも少なくありません。
お子さまの活躍の場を増やし、得意を伸ばすためにも、ピアノは役立ちます。
努力する姿勢が身に着く
ピアノをうまく弾くためには、努力が必要です。
コツコツ練習を積み重ねなければ、ピアノは上達しません。
ただしピアノがうまく弾けなくて悩むこともあれば、練習が嫌になることもあるでしょう。
それを乗り越え、続けることができれば、努力する姿勢が身に着きます。
この力は、もちろんピアノのスキルにも活きますし、その後の人生においても役立つでしょう。
1つのことに打ち込み、努力することは、非常に大事です。
ピアノは脳にも良い影響を与える
ピアノは音楽面の能力が伸びることに注目されがちですが、子どもの脳の発達にも良い影響を与えています。
ピアノが影響を与える脳の部位は、主に下記3つです。
- 脳梁
- 小脳
- 海馬
それぞれ詳しく解説します。
左脳と右脳をつなぐ脳梁
私たちの脳は、脳梁という神経でつながっていますが、ピアノを習うことでこの神経の太さが5倍ほどになることがわかっています。
左脳は主に言語の識別を、右脳は五感を使った感覚の認識をおこなっています。
このように機能の違いがある左右の脳を、脳梁がつなげることで、感覚で理解したものを言葉として表現できるのです。
一般的に脳梁は、男性より女性の方が太いことが特徴です。
女性のほうがきめ細かく物事を見ることができたり、言葉や音を聞き取れることも、脳梁が一因かもしれません。
つまり脳梁が鍛えられると、雰囲気を感じとったり、傾聴力が育まれると考えられています。
ピアノを習うことで、性格面にもメリットがありそうです。
運動調節機能をつかさどる小脳
つぎに小脳です。
小脳は大脳の下に存在し、平衡感覚やバランス、力加減を調節する機能をもっています。
また小脳は運動調節機能だけでなく、記憶力とも深い関係があることがわかりました。
まだ詳しく解明されていませんが、ピアノを弾くことで小脳の働きが活性化されるともいわれています。
小脳にいい影響があれば、さまざまな部分で恩恵が受けられるでしょう。
記憶力だけでなく、運動感覚もピアノによって育まれるかもしれません。
記憶の司令塔である海馬
最後に記憶の司令塔である海馬です。
海馬については先ほども書きましたが、ピアノを習うことで海馬に良い影響があります。
海馬は長期記憶はもちろん、短期記憶も保存し、それぞれの識別も行う部位です。
記憶力の強化はもちろんですが、アルツハイマー病の予防にもなるといわれています。
ピアノはこのように脳のさまざまな部分に、良い影響を与えます。
子供のころからピアノを習うメリットは、想像をはるかに超えるのではないでしょうか。
ピアノが人気な理由も納得
ピアノは子供の習い事ランキング上位の常連です。
これだけメリットがあれば、人気の理由も納得できます。
幼稚園以下のお子さまであれば、保護者の付き添いが必要であったり、練習を見てあげることもあるでしょう。
送り迎えもあるため、親にも多少負担がかかってきます。
そのため親子共に優しいピアノ教室を選ぶことが重要です。
かなでのわ音楽教室では、体験レッスンを受け付けております。
かなでのわ音楽教室独自の絶対音感プログラムや、練習風景をぜひ一度体験ください。
親子の通いやすさに配慮しており、お子さまが少しでも成長できるサポート体制も整っております。
ピアノに興味がある方は、ぜひ体験レッスンへお越しください。
子どものためにピアノを習わせよう
ピアノは、お子さまから人気のある習い事ですが、老若男女と問わず愛される楽器です。
楽器のなかでは小さいころから始めやすく、今回紹介したとおりさまざまなメリットがあります。
脳にも良い影響を与えるため、特に幼児期の習い事にはピアノがおすすめです。
もちろん、何歳からでもピアノを習うメリットは享受できます。
ピアノのメリットは多岐にわたります。
お子さまの楽しみはもちろん、今後の成長のためにも、ぜひピアノをはじめましょう!
きっと子供の成長が感じられ、新しい経験をすることができます。
金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く
横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。
ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
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