こんにちは。
横浜市金沢区と横須賀市の境にある「かなでのわ音楽教室」です。ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
さて、今回は、ピアノブームが到来? という空気について、検証したいと思います。
1.コロナ禍により在宅時間が増えた
福井新聞では、「新型コロナウィルスの影響で楽器の売れ行きが伸びている」という取材記事を紹介しています。
新型コロナウィルスが日本に上陸した2020年、電子ピアノやポータブルキーボード、アコースティックギター、ウクレレなどの手軽な価格で購入できる楽器の需要が増えたようだですね。
コロナで楽器ブーム売れ筋はウクレレ
終わりの見えない新型コロナウィルスの影響は大きく、在宅時間に疲弊した方も多かったのではないでしょうか。そんな時に家でできる趣味があると、精神衛生上いいですよね!
在宅時間が増えたことで、楽器ブームが再熱した可能性があるようです。
2.子供の習い事ランキング女子1位
殿堂入り、人気の習い事ランキング。
小学生の習い事ランキングでは、常に上位にランクインする音楽教室ですが、2022年ランキング(キッズライン調べ)で、女子は堂々の第一位を獲得。男子も第3位にランクインしています。
感性を養うのに適していると、ご両親が認識している現れではないでしょうか。音楽は、笑顔と同じく国境を越えてつながるツールの一つと言えるでしょう。
3.大人の趣味にピアノのススメ
「何事も始めようと思い立った時に遅すぎることはない」
まずは、この名言を引用した黒柳徹子さんの話から。黒柳徹子さんが話しているテレビを見ていた女性が、その内容を4コマ漫画にしています。その時の名言がこちら。
そんな黒柳徹子さんがピアノを始めたのは、50歳過ぎ。彼氏は、有名な外国人ピアニストだという噂も。。。
続いて、一冊の本。
「60歳からピアノをはじめなさい~データでわかる 脳を活性化するピアノレッスン」元吉 ひろみ
子供の習い事にいいのは、頭た良くなるから、と言われていますが、シニアでもデータが出ていることが興味深いです。
このことより、やりたいと思ったら、すぐにやってみることが大切であり、大人にたちにじんわりとピアノ熱が伝わっているようです。
4.ショパンコンクールの影響
2021年秋、記憶に新しいショパンコンクール。16カ国87名中小林愛実さんが4位、反田恭平さんが2位に入賞しました。ピアノを知らな人でもニュースのトピックスで見聞きした人も多かったことでしょう。
反田さんの2位入賞は、1970年内田光子さん以来52年ぶりの快挙です。演奏を聴いたことがない人は、ぜひ、世界の演奏をお楽しみください。
5.ストリートピアノ#LovePianoYamaha
最後にご紹介するのは、ストリートピアノです。世界のヤマハが、ピアノをもっとみんなの近くに感じてもらえる活動として、誰でも自由に弾けるピアノとして、ストリートピアノを全国に設置し始めました。
その数実に50カ所以上。「#LovePianoYamaha」を合言葉に、ムーブメントを仕掛けたのです。
ストリートピアノは、「ストピ」と略され、ストピで演奏するYouTube配信が話題となり、人気ユーチューバーが次々と誕生しました。
ピアノブーム到来と言われる理由とは?
以上今回は、ピアノブーム到来と言われる理由について検証しました。
1.コロナ禍により在宅時間が増えた
2.子供の習い事ランキング女子1位
3.大人の趣味にピアノのススメ
4.ショパンコンクールの影響
5.ストリートピアノ#LovePianoYamaha
さらに今年の秋には、世界最大級のクラシック音楽祭「BBC Proms」の日本上演が決定しましたね。
2019年の公演から、3年ぶりの開催のようです。
●大和証券グループpresents BBC Proms JAPAN 2022
公式サイト:https://www.bbcproms.jp/
音楽を始めるきっかけとして、ブームに乗ってみるというのは、一つの手かもしれません。