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ピアノ伴奏のコツ〜合唱コンクール

親子にやさしい横浜市金沢区と横須賀市の境にある音楽教室「かなでのわ音楽教室」です。

· 金沢区ピアノ教室,金沢文庫ピアノ教室,金沢八景ピアノ教室,追浜ピアノ教室,ピアノ伴奏

 

こんにちは。

 

ヴァイオリン教室とピアノ教室を運営している、かなでのわ音楽教室の早川です。

 

 

ピアノという楽器は一人でも十分に音楽が奏でられますが、他の楽器、歌とアンサンブルとして活躍する場面がとても多いですよね。


小学生や中学生の生徒さんは、合唱コンクールや卒業式など、「伴奏者」としてみんなの役に立てる機会もたくさんあります。


今回は、そんな「ピアノ伴奏」について、特に「合唱の伴奏」で上手に弾けるコツを、紹介します。

 

ピアノ伴奏のオーディションや、合唱コンクールの場面で役立つ情報になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

ピアノ伴奏のコツ

 

ピアノオーディションがある?

 

 

ピアノ学習者が多い学校の場合は、オーディションで伴奏者を選ぶこともあるようですね。同じ曲を弾いて、何人もいる中から選ばれるには、どうしたらよいでしょうか?



合唱の伴奏で求められることの一つに、「指揮者に合わせられる」かどうかがとても重要です。

ここは、ソロのピアノ演奏と大きく違うところですね。

 

譜面通りに演奏することは言わずもがな、指揮者と意思疎通をとり、合わせることが一番重要です。

 

 

譜面や弾くことに精一杯では、指揮者に気を配ることができません。

 

その為に、余裕を持って練習し、完成度をあげることが重要ですね。


歌パートのメロディを把握する


小学校高学年、中学校の合唱では、声部の数が多くなり「パート練習」に伴奏者が必要なことが多いです。

 

伴奏者は、各パートのメロディの音を把握し、求められたときにすぐに弾けることが望ましいです。

 

 

ですので、伴奏を練習する時には、歌パートのメロディも一緒に練習するとよいでしょう。

 

 

頼もしい伴奏者として、他の候補者たちに差をつけられます。

 

 

 

良い伴者とは何なのか?

 

伴奏者に選ばれたら、「譜面をよく見ましょう」。これが意外と抜けがちで、大切なことです。

伴奏で注意が必要なのが、音を覚えてしまって譜面を見ずに弾けてしまう器用なお子さまです。

 

 

ピアノソロの演奏会ではとても望ましい才能ですが、伴奏となるとその事が返って足を引っ張ってしまいます。


 

ピアノ伴奏をする際に重要なことは、主に2つです。

 

 

①どこからでも弾けるようにする


伴奏者の重要な役割の一つは、練習にあります。

みんなが自分のパートメロディを覚える際に、伴奏者に音を弾いてもらうことは多いです。

 

 

例えば、「2番のサビから〜」と先生に言われたとします。

 

歌う生徒たちは、全員が譜面を読めるわけではありません。

 

丁寧に「65小節のアウフタクトから〜」などと指示してくれるとは限らないのです。

 

 

なので伴奏者は、全体の音楽の構成を把握しておく必要がありますし、譜面をよく見て細部まで理解しておくことが大切なのです。


②歌をよく聴く


一見当たり前のように思えますが、意外と難しいものです。

合唱のピアノ伴奏者がいる位置は、大抵「ソプラノ側の一番端」です。

 

対して、お客さんは正面から全体のバランスを聴いています。

 

 

端にいながら全体の音量のバランスを聴くのはとても難しいです。

 

 

よい伴奏というのは「歌を支える」演奏です。

 

 

 

歌をピアノが超えないよう、あくまで脇役。でも支え、導くことが出来る伴奏を目指しましょう。

 

 

 

決して音量を下げる訳ではないです。

 

 

複数人の歌声に、ピアノが勝ることは滅多にありません。

 

 

堂々とピアノの音色を響かせ、全体のバランスを聴ける余裕を持っていると、指揮者も歌う側も安心して演奏することができます。


 

 

ピアノ伴奏の意外な落とし穴


学校で演奏する際には体育館がほとんどかと思います。意外にも知られていないのですが、場所によっては、歌声が0.5秒〜1.0秒遅れて聴こえてきます。

 


どのような場合かというと、体育館のステージ上にピアノと合唱隊が並び、体育館後方に向かって歌う場合です。

 

 

特に、ピアノの位置が合唱隊より後ろにある場合は要注意です。


通常、音楽ホールは音響を考えて設計されていますが、体育館は音楽用に設計されていません。

 

 

音響的には、音が吸収することなく分散してしまう事が多いです。

 

 

ですので、体育館後方に向かって歌う場合は特に、声が後ろの壁に跳ね返り、ピアノのある位置まで音が届くのに時間がかかってしまうのです。

 

 

 

でも合唱隊や指揮者には、ピアノの音がオンタイムで聴こえているので、ピアノ伴奏者は、はじめから0.5~1.0秒速めの拍で弾く必要があります。


 

体育館にどれだけの人が集まるかでも、音の聴こえ方は大きく変わります。些細なことのように思えますが、ピアノ伴奏者は把握しておくべきでしょう。

 

 

 

場所によるので、音楽の先生と事前に話し合ってみるとよいですね。


 

 

伴奏者は想像以上に大変なお仕事です。

 

 

でも、伴奏だから体験出来ること、見える景色はピアノを習っている事の特権なので、思い切って挑戦してみてくださいね。


 

この記事を読んで少しでも伴奏のお役に立てたら嬉しいです。

 

オーディションを控えている方、これから合唱コンクールがある方の幸運を祈ります。

 

 

金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く

横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。

ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。

 

<ピアノクラス>

https://www.noriko-violin.com/pianoclass 

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https://www.noriko-violin.com

 

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