こんにちは。ヴァイオリン教室とピアノ教室を運営しております、かなでのわ音楽教室の早川です。
今回はピアノの騒音問題の解決方法をお伝えしていきたいと思います。
私、早川はピアノとヴァイオリンを演奏していて、色々な騒音問題に直面しました。
簡易的な防音対策を施しましたが、ご近所さんからのクレームも何回も経験して、とても嫌な思いをしたことがあります。
住宅環境は、それぞれありますが、周りの人の生活に迷惑をかけないためにも、音の問題は慎重に対策していかねばなりません。
これからピアノを習い始めようと考えている方や、音問題に悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
今回は、「ピアノ」という楽器にフォーカスを当てて、実際に音問題を解決した方法を、値段の安いものから高いものまでご紹介します。
ピアノの音問題解決方法
電子ピアノにする
皆さんもご存知の通り、電子ピアノの最大のメリットは、やはり音量調節ができることです。
共働きの家庭が増え、練習時間もなかなか確保するのが難しい中で、時間を気にせずに練習できる環境はとても重要だと感じます。
ピアノの音量調節をすれば、お風呂を出てから5分だけ練習することもできますし、学校に行く前の朝早くに練習することもできます。
ここ数年で、アップライトやグランドピアノの鍵盤のタッチに似た電子ピアノが販売されるようになりました。
品質も劣ることなく、時間を気にせすに練習ができるというのは、とても大きなメリットのように感じます。
当教室に在籍している9割の方は、電子ピアノで練習をしています。
アップライトピアノやグランドピアノよりも安く、音の問題を気にせずにいつでも演奏できるというのが選ばれる理由になっているそうです。
アップライトに消音機能をつける
アップライトピアノやグランドピアノ に消音機能を取り付けることで、騒音問題がある程度解決します。
ピアノの音をヘッドフォンから聴くことができるため、外には音が漏れることはありません。
また、通常のピアノで演奏することも可能です。
一つだけデメリットがあるのは、消音機能をつけてピアノの音を消せたとしても、打鍵音は消えないということです。
打鍵音とは、鍵盤を押したときのカタカタという音です。
ピアノは、ピアノ線にハンマーが当たって音が出る仕組みなので、どうしてもカタカタという音はなってしまいます。
また、電子ピアノの鍵盤と比べても、アップライトピアノやグランドピアノの鍵盤の方が重いので、それだけ打鍵音は大きくなってしまいます。
対策方法としては、ピアノの裏やピアノの下に防音マットを敷くことです。
防音マットを敷くことで、打鍵音が少しは軽減されます。
マンションにお住まいの方は、下階の人に打鍵が聴こえてしまう場合がありますので注意しましょう。
アップライトピアノに消音機能をつけるのは、技術や表現面での練習は捗るものの、電子ピアノに比べると練習する時間の制限は少しだけ短くなってしまうかもしれません。
防音室を設置する
上記2つの解決策を紹介しましたが、一番オススメで一番お金がかかる方法が、防音室を設置するというものです。
前述した通り、私は自分のピアノやヴァイオリンの音が周りにどう聴こえているのかが気になり、練習もままならない生活が続きました。
簡易的な防音マット、防音カーテン、防音絨毯など、お金のかからない方法もいくつか試してきましたが、それでもご近所からのクレームは無くなりませんでした。
防音室を設置するのは、お金のかかることですし、そんな簡単には決断できないと思います。
色々調べていく中で、中古の防音室を専門で販売している業者さんを見つけました。
部屋の広さも豊富で、お値段も易しいので、音に悩まれている方は一度ご覧になってください。
株式会社ピアノプラザ→https://www.pianoplaza.co.jp
音の問題は、楽器奏者にとって切っても切れない問題ですよね。
音楽を楽しむためにも、思いっきり演奏を楽しみたいですよね。
この記事を通して、少しでも音の問題の解決に繋がればとても嬉しく思います。
素敵な音楽ライフを送れることをお祈りしております。
金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く
横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。
ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
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