みなさん、こんにちは。
横浜市金沢区と横須賀市の境にある、ヴァイオリンとピアノのレッスンをしている「かなでのわ音楽教室」です。
今回は、ヴァイオリンは本当にお金持ちがやる習い事なのか?
ヴァイオリンはお金がかかる習い事なのか?
その謎を解いていきます。
私は、ヴァイオリンを始めて20年以上経ち、今では子供たちにヴァイオリンを教えている立場です。
これまで指導した生徒数は、70名ほどになりました。
70名ほどを見てきて感じた「ヴァイオリンの習いごと」に関する率直な感想、その理由までお話ししたいと思います。
ヴァイオリンは特別な習い事ではない
結論から言うと、ヴァイオリンは誰でも習える楽器です。
メディアなどの影響で、「ヴァイオリンは高いもの」「お金持ちの習い事」「ヴァイオリンはお金がかかる」というイメージを持たれている方が多いように感じます。
それもそのはず。
メディアで紹介されているヴァイオリンは、ヴァイオリンの最高峰であるストラディバリウスだからです。
ストラディバリウスは、5億、10億といったように億単位の楽器になります。
しかし、ヴァイオリンを習っている子供たちがみんな、億、数千万、百万などの高い楽器を持っているわけではありません。
ヴァイオリンを習っている子供たちの楽器の価格帯は、2万円〜30万円が平均値です。
ヴァイオリンは、身体の大きさに合わせて楽器のサイズが変わっていきます。
ヴァイオリンのサイズは、6段階になります。
1/16→1/10→1/8→1/4→1/2→3/4→4/4
目安として、3歳からヴァイオリンを習うとしたら、1/16サイズから6段階サイズが変わります。
小学1年生からヴァイオリンを習うとしたら、1/4サイズから3段階サイズが変わるイメージです。
例えば、すべて2万円の楽器で習うとしたら、合計で楽器にかかる費用は、たったの14万円です。
3歳からヴァイオリンを習う場合は、楽器の費用が一番安くて14万円。
小学1年生からヴァイオリンを習う場合は、楽器の費用が一番安くて8万円と言うことになります。
この数字を見てどう思いましたか?
意外と安い!と感じた方が多いのではないでしょうか。
ちなみに、人気の習い事であるピアノも、同じく楽器を用意しなければなりませんよね。
電子ピアノを購入すると、平均10万〜20万円かかります。
ここでお分かりいただけたかと思いますが、
ピアノとヴァイオリンは、楽器の値段はほとんど変わらないと言うことになります。
楽器はピンキリなので、良い楽器を求めれば、当然高くなります。
ちなみに当教室に通っているヴァイオリンの生徒さんは、2万円程度の楽器を使用している方が多いです。
中には、10万円、20万円、30万円する楽器を使用している生徒さんもいますが、ここまで楽器にお金をかける人は本当に少ないです。
ヴァイオリンは、身体の大きさと共に楽器の大きさも変わっていくので、
「お金がかかる」と思われがちですが、ピアノの楽器購入とそれほど大差はないと言うことになります。
ヴァイオリン以外にお金がかかるものとは?
ヴァイオリン以外にお金がかかるものは、大きく2つになります。
1つ目は、教本です。
教本は、2〜3冊を使ってレッスンすることが多く、
教本の買い替えは、頻度が高いものではなく、年間で1回くらいみておけば良いです。
教本は3冊で、5000円程度です。
2つ目は、発表会等のイベントです。
教室によって様々ですが、年1回発表会を開催しているところが多いです。
発表会の会費は、1万円〜2万円程度です。
ヴァイオリンを習う上で、かかる費用は今回紹介したものになります。
全体的な金額を見て、「お金持ちの習い事ではない」「お金がかかる習い事ではない」と言う風に思っていただけたでしょうか。
お子さんが何かのきっかけで「ヴァイオリンを習いたい」と思っているのであれば、
「ヴァイオリンを習う」ことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。
金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く
横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。
ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
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