みなさま、こんにちは。
横浜市金沢区と横須賀市の境にある「かなでのわ音楽教室」です。ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
さて今回は、ピアノの練習をしない子供に悩むママさんに役立つ記事です。
この記事では、子供が自然にピアノを弾きたくなる声掛け術をご紹介します。親子で気持ちよくハッピーになることができるので、ついついイライラしたり怒ったりしてしまうお母さんは、ぜひチェックしてください。
「練習しなさい」はNGワード?

早速ですが、あなたはお子さまへ「練習しなさい」と怒っていませんか? これは、時と場合によっては必要ですが、気持ちが乗っていない時には逆効果になるのでやめましょう。
これがなぜかと言うと、子供は感情が先に動くからです。極端な言い方ですが、楽しければ続くし、イヤならやめてしまいます。
それでは、どんな言葉がいいのかといいますと、こちらをご覧ください。
・昨日弾いていた曲、「聞かせてほしいな~」
・あの曲の気分なの、「弾いてみてくれない?」
・ママも覚えたいから、「教えてくれない?」
いかがでしょう? うまく言葉がハマれば、子供たちは、目を輝かせながら弾いたり教えたりしてくれます。
また、多少乗る気がなかったとしても、「練習しなさい」よりは、10倍良いはずです。
大切なのは、「ピアノの練習をキライにさせずに、楽しませること」です。音楽の本質は「楽しむ」ことですので、練習も楽しい雰囲気づくりを心がけましょう。
お子さんがピアノ練習したくなる2つのポイント
次に、お子さんが練習したくなる2つのポイントをご紹介します。
1.いつでもピアノに触れる(弾ける)状態にする
2.子供に合わせた選曲をする
1.いつでもピアノに触れる(弾ける)状態にする
1つ目は、ピアノや電子ピアノでも、いつでも触れる(弾ける)状態にしておくことです。子供が弾きたいと思ったときに、洗濯物などがドカッと置いてあったら、や~めたとやる気が消えてしまいます。
ピアノのイスや上に物を置かず、ピアノが「早く弾いて」と言っているかのような環境を作っておきましょう。
2.子供に合わせた選曲をする
2つ目は、子供に合わせた選曲をすることです。
ここで一つの例をご紹介します。
ピアノの練習が嫌いなサッカー少年にワールドカップの凱旋行進曲を提案したところ、夢中で練習を始めたことがありました。もちろん、その少年は、曲をマスターしました。
このあたりは、個人教室ならではの自由度の高さが功を奏していたと思います。
ありきたりではありますが「好きこそものの上手なれ」はピアノにも当てはまります。先生と相談しながら、難しすぎないお子さまの好きな曲を練習曲にしてみましょう。
以上、お子さんがピアノ練習したくなる2つのポイントでした。
「褒めて褒めて、時には厳しく(アメ・アメ・ムチ)」
最後に、「褒めて褒めて、時には厳しく(褒めて褒めて、時には厳しく(アメ・アメ・ムチ)」というお話です。
ピアノの練習で必要なのは、アメとムチのバランスです。まずは「楽しい」が最優先ですが、段階を上げるときには、優しさだけでは上がれません。そこではじめて「ムチ」が登場します。
そのために、時には厳しい練習が必要です。上達の喜びは練習の先にしかありません。だからと言って、怒られっぱなしでは、やる気を奪ってしまいます。
お子様の性格に合わせて「アメ・アメ・ムチ」で。褒めるときは、「毎日1時間の練習と決めて、よく守れたね」など、「行動」を褒めましょう。
子供にとって自己達成感を味わえるような「楽しい練習」を心がけて、家族みんなで応援することをおススメします。
子供がピアノを弾きたくなる魔法のことばのまとめ
今回は、子供がピアノを弾きたくなる魔法のことばをご紹介しました。
・「教えてくれない?」
・「聞かせてほしいな~」
・「弾いてみて!」
そして、お子さんがピアノ練習したくなる2つのポイントはこちらです。
1.いつでもピアノに触れる(弾ける)状態にする
2.子供に合わせた選曲をする
最後に、「アメ・アメ・ムチの法則」で、「褒めて褒めて、時には厳しく」しながら、練習の楽しさを家族みんなで応援しましょうとお伝えしました。
「あなたは将来、世界で活躍するピアニストになるわよ」
子供の頃に言われた何気ない一言が未来を作ったというお話は、枚挙にいとまがありません。
ことばを大切に扱って、お子様と楽しいピアノ練習の時間をお過ごしください。
金沢区の金沢八景、金沢文庫、六浦の近く
横須賀市の追浜、京急田浦の近くにある、かなでのわ音楽教室です。
ピアノとヴァイオリンのレッスンをしています。
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