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こんにちは!
金沢区と横須賀の境にある、「かなでのわ音楽教室」の講師の早川です。
これまでに子供を中心に60名以上の指導をしてまいりました。
日々のレッスンの中で感じている、ヴァイオリンを習うメリットを6つお伝えしようと思います。
この記事がきっかけで、少しでもヴァイオリンに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
ヴァイオリンを習うメリット
①集中力がつく
ヴァイオリンは、楽譜を目で追いながら、両手を別々な動きを使って弾くので、「集中力」が身に付きます。
ヴァイオリンは、左手と右手で役割が違います。
左手は、正しい音程を抑える手
右手は弓を持ってキレイな音をだす手です。
左手も右手もとても繊細な動きが必要になってくるので、高い集中力が必要になります。
ヴァイオリンを弾くということは「集中力」無くしては弾けません。
音を出すだけでなく、目で楽譜を見て音程、リズムを瞬時に読み弾いていきますので、その動作を繰り返すことによって、次第に集中力がついてくるようになります。
幼少期は、30分集中するのは大変です。
最初は、休憩を取りながらレッスンを進めていきますが、半年もすればほとんどの生徒さんは、30分集中してレッスンに取り組んでいます。
②自信がつく
ヴァイオリンは、比較的むずかしい楽器なので、弾けた時に自信がつきます。
例えば、音楽の習い事で一番メジャーなのは、ピアノだと思いますが、ヴァイオリンはピアノとは違って、最初から綺麗な音が出るようになる楽器ではありません。
ピアノは、鍵盤を押すと、音がなってくれます。
ヴァイオリンは、弓を弦にあてて音を出していきますが、力の加減で大きく音色に影響してきますので、力加減がとても難しいです。
このように、最初のハードルがとても高い楽器です。
そのハードルを一つ一つ超えていくと、ヴァイオリン独特の綺麗な音色を演奏できるようになるのです。
そこまでの努力の過程があるので、ヴァイオリンを演奏できることが自信へとつながっていきます。
当教室では、自信形成のために、多くの成功体験をさせてあげたいと強く思っています。
そこで、発表会、クリスマス会等の、人前で演奏する機会を与えています。
このような場を乗り切った生徒さんは、みんな自信に満ち溢れています!
③思考力が身に付く
ヴァイオリンは、どうしたら弾けるようになるのか、試行錯誤を繰り返すので思考力が伸びます。
ヴァイオリンは比較的、難しい楽器なので、ただ楽譜をみて弾けば上手になるような楽器ではありません。
そこで、「頭で考えて練習」することが必要となってきます。
私は、よく生徒に言う言葉があります。それは、練習するときに、「なぜ?」「どうして?」を常に思って練習することです。
「なんで、ここはいつも音程が取れないんだろう?」
「なんで、リズムがうまく取れないんだろう?」と、
自分に問いかけ、答えを探していきます。
この、自問自答そのものが「考える力」です。
練習を流れ作業のように、ただ「弾いているだけ」では上達しません。
「考える」ことで、上達し、さらには「思考力」が伸びてくるのです。
ヴァイオリンだけでなく、社会的にも自分で「考える力」というのは、とても大切なことです。
レッスンは、マンツーマンなので、一人一人の生徒に寄り添って、「考える力」というものを意識的に伸ばすようにしています。
④継続力が身に付く
ヴァイオリンは、毎日の練習が必要な楽器なので、継続力が身に付きます。
ヴァイオリンだけでなく、何事も継続することは大切ですよね。
毎日、継続して練習することは、大人でもなかなかできることではありません。
週一回のレッスンに向けて、少しでも演奏が素敵になるように、コツコツ練習をしていきます。
一週間前よりも、上手になったね!と練習の成果が出てくると、やる気も湧いていきて、継続していくことができます。
⑤感性が豊かになる
この曲は、どんな音色が合うだろう?と想像を繰り返すことで、感性が豊かになります。
曲には、人間の感情と同じように、さまざまな思いが込められています。
曲を書くのは、人間であり、必ず作曲者は思いを乗せて作曲しているからです。
喜びの曲、明るい曲、悲しい曲、寂しい曲等、さまざまな雰囲気の曲があります。
例えば、有名な情熱大陸はどうでしょう。
サンバのリズムで、ノリノリな曲ですよね。
この曲を弾き手が小さい音で、弱々しい音を出していたら、曲が台無しですよね。
情熱大陸はを弾くのであれば、やはり弾き手もサンバのリズムを感じながら明るくエネルギッシュに、弾くのではないでしょうか。
表現の仕方に正解はありませんが、このように感じる方が多いと思います。
レッスンの中では、音程、リズムを読むだけでなく、表現の部分まで指導しています。
やはり音楽の楽しさというのは、どのように弾きたいのか自分の思いを、聴いている人に届けることだと思います。
発表会やクリスマス会では、特に力を入れて表現の部分を、生徒さんと一緒に追求しています。
どんな作曲家なのか、この曲を書いたときの世界の情勢はどうだったのか?
曲のストーリ、イメージカラーなど、一緒に考えて深めて行きます。
このようなレッスンを繰り返し行うことで、少しずつ「感性」が磨かれていくと感じます。
⑥一生の趣味ができる
ヴァイオリンは、アマチュアオーケストラに所属するなどして、長く続けられる趣味になります。
ヴァイオリンは、一人で演奏することもできますし、オーケストでたくさんの仲間たちと演奏もできる楽器です。
オーケストラでは、主にメロディーを担当することが多い楽器です。
趣味で、お家での練習、オーケストでの本番など、様々な環境で楽しく続けていくことができる楽器だと思っています。
舞台の上に立ち、盛大な拍手をもらうことは、日常生活や学校生活の中では、あまり無い経験ですよね。
「こんなにたくさんの人に聴いてもらえて嬉しい」
「難しい曲で大変だったけど、練習頑張って良かった」と舞台の上では思うのです。
そして、皆さまから頂いた拍手がヴァイオリンを練習する「原動力」になるのです。
長く続けられる趣味、特技を一つでも増やしてみてはいかがでしょうか。
⑦場所を取らない
ヴァイオリンは、ピアノと比べてコンパクトなので、場所をとりません。
ヴァイオリンは、持ち運びが自由にできる楽器です。フルートやトランペットも同じように、持ち運びが楽にできますね。
お部屋に置いても、とてもコンパクトなので、場所をとりません。
毎日、お部屋で練習するのもいいですが、たまには、
海辺で弾いてみたり、広い芝生の上で弾くのも気分転換になって気持ちいいです。
お部屋だと、どうしても閉鎖的になってしましますが、外だと開放感があり、「ヴァイオリンっていいなあ」と改めて思う瞬間でもあります。
以上、ヴァイオリンを習うメリット6選でした!
いかがでしたでしょうか。
ヴァイオリンに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
金沢八景、金沢文庫、六浦、横須賀、追浜の近くにある、ピアノとヴァイオリンが習える音楽教室です。
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