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みなさま、こんにちは。
今回は、前回の「かなでのわ音楽教室」の紹介に続いて、ピアノ講師「稲村 瑠衣(いなむら るい)」先生の紹介です。
「前回の記事を読んでないよ~」という方は、こちらからどうぞ↓↓
この記事では、
・肯定する(否定をしない)
・貴重なインスピレーションを大切にする
という、るい先生の音楽を通じた会話について、伺うことができました。
では、早速お話を伺いましょう!
(聞き手:BLOG中の人)
ピアノ講師「稲村 瑠衣(いなむら るい)」先生インタビュー
--いきなりですが、生徒さんで、緊張する生徒さんはいませんか?
もちろん、いらっしゃいます。
といいますか、
はじめの頃は、ほとんどの生徒さんが緊張されていると感じています。
もじもじされたり、下を向いたままだったり、お母さんの後ろに隠れたままだったりと。
--そういう時は、どうされるのですか?
生徒さんは、数回通うことで慣れていきます。挨拶したり、目を見てお話をしたり、ゲームで一緒に遊んだり。
「ここにくると、楽しい!」と思ってもらえるように心がけています。
生徒さんにもよりますが、数回すると名前を呼んでくれたりあいさつをしてくれたりするようになって。その瞬間は「やったー!」って飛び上がるほどうれしく思いますね。
特に小さなお子さまにはお母さんのご協力が欠かせませんので、お子さまが楽しそうにされている姿を見ては、一緒に喜んだりしています。
--かなでのわ音楽教室の生徒さんも幼稚園や小学生などが多いようですが、先生は、何歳からピアノを習い始めましたか?
私は、8歳からでした。その前に5歳からエレクトーンを習っていたので、幼稚園時代から音楽には触れていました。
--エレクトーンとピアノを小学生で両方ご経験されていたとは、すごいですね~。
私は、鍵盤だけに限らず音楽全般が大好きでした。小学校では合唱部で歌い、クラブ活動ではアルトホルンを演奏していました。
中学校では、弦楽部でヴィオラを希望しました。ハッバやヴェートーベンが小学校時代に弾いていたことを知って、強く魅力を感じたからです。念願かなって、3年間ヴィオラを担当させていただきました。
--エレクトーン、ピアノ、合唱、アルトホルンにヴィオラとは、これだけで演奏が曲になりそうな楽器数ですね。
小学校時代から、将来は「音楽に囲まれたい!」と考えていたので、たくさんの楽器に触れてきました。
--最終的には、ピアノを選ばれたのですね?
ピアノの選択の前に、そもそも、音楽の世界で生きていくことに自信がありませんでした。しかし、
中学のピアノの先生に背中を押され、ピアノで音楽大学へ進む道を決意しました。猛勉強の末、念願の音大生になり、現在に至ります。
今は、ピアノの講師をしながら、伴奏やソリスト(独奏者)として活動しています。
--ピアノを教えながら奏者でもあるということですが、レッスンにどのような影響があるのでしょうか?
「生きた音楽」が伝わると考えています。
声楽や器楽の伴奏では、タイミングを合わせることが大切ですし、ソリストとして演奏することは、あらゆる刺激になります。感性も磨かれていきますしね。
私がライブ演奏を続けることで、
感受性豊かなお子さまたちの無限の可能性に気が付き、少しでも多くの力を引き出すことができたらいいなと思っています。
--るい先生ならではの魅力ですね! そんな奏者の一面を持つ先生ですが、講師としてレッスン中に気を付けていることがあれば教えてください。
否定しないこと、「NO」を言わないことです。
まず、生徒さんが何を話したいのかよく声を聴くようにしています。
クラッシックには、決まりがありますので、間違えたことは指摘します。その時も否定的な言葉を避けて、やさしい言葉を使うように心がけています。
また、レッスンが一方的にならないように、生徒さんの意見を聴くことにしています。特に、表現方法においては、手本の演奏は演奏で示し「どんな風に感じた?」と先に生徒さんの感想を聞くようにしています。
その上で、適切な方法を導きたいと思っています。
「多様な価値観こそが音楽なのだよ」ということを、レッスンを通して伝えていきたいです。
--一人一人の生徒さんとしっかり向き合っておられるのですね。そんな先生がレッスンでうれしいことは、何でしょうか?
生徒さんの笑顔を見られることです。
「習いごと」というと表情が硬くなってしまったり、緊張してしまったりするかもしれませんが、音楽は自己表現のひとつの方法でもあるので、そんな中で笑顔を引き出せた時はすごくうれしいです。
その笑顔が達成感でも、誤魔化しの笑いであっても、心を開いて今この時間を過ごしてくれているんだと分かった時がレッスンの中で一番うれしい時ですね。
--やはり、笑顔が一番ですね! では、先生の今後の野望を教えてください。
ざっくりとしているかもしれませんが、
私が音楽家として成長を続けることです。
先生が成長を続けないと前述した通り「生きた音楽」を生徒に魅せられないと思っています。レッスンの中でも「こういう捉え方もあるんだ」とか「私にはない感性だな」とかって、インスピレーションを常に受け続けています。
こういうのは、教える立場にある人しか受けられない特権のようだと感じますし、音楽あってこそ生き生きする自分を見ていてほしいと思います。
--エンターテイナーであり教育者であるという意気込みをビリビリと感じました。最後に、このブログをお読みいただいている読者の方へメッセージをお願いします。
音楽には、言葉で言い尽くせない魅力にあふれています。
私もまだ知らぬ未知の音楽の世界観を楽しんでいきたいですし、生徒さんと一緒に成長していけたらと思っております。ぜひ、一緒に音楽を楽しみましょう!
--子どもの頃に描いた夢をすでに実現されているのですね! さらなるご活躍が楽しみです。ありがとうございました。
インタビューでは、ぶれない芯と飽くなき向上心に感服しきりでした。
音大で猛勉強した「学問」とセンシティブな「五感」、そして磨き続ける「スキル」を合わせた、るい先生の指導は「かなでのわ音楽教室」でしか習うことのできない特別なピアノレッスンだと感じました。
ちょうどいらした、ヴァイオリン講師で「かなでのわ音楽教室」の代表でもある早川先生へも「今後の野望について」突然質問を投げかけてみました。
のりこ先生: 野望ですか(笑) そうですね、私が一貫していることでもあるのですが
「仲間を増やしたい」ということがあります。
学校と仕事以外の場所って大切ですし、そこがあることで人生がより豊かになると感じています。
同じ「楽しい」を共感する仲間を、今後も増やしていきたいですね。
--居心地のいい、サード・プレイスですね。人生100年時代と呼ばれる昨今において、夢中で楽しめる趣味あるかないかで、生きる価値にも関係してくるように感じます。以上、貴重なお話を大変ありがとうございました。
エネルギーにあふれる講師による「かなでのわ音楽教室」では、秋の発表会に向けて先生たちが練習をしていました。
ここで、「子どもの時にピアノを習うと、なぜいいのか」についてまとめておきます。さまざまなエビデンスがありますが「かなでのわ音楽教室」ではこのように考えています。
① 自信が付く
② 一生の趣味ができる
③ 集中力が高まる
④ 継続力が身につく
⑤ 思考力が伸びる
です。
筆者も子供の頃にエレクトーンを習っていましたが、大人になってバンドを組んだり、友達の結婚式で演奏したりした時には、昔取った杵柄もいいものだと楽しんでいます。
さらに、それが音楽というところが、とてもいい影響を及ぼすのだと実感しています。
お子さまの音楽教室でお悩みの方は、一度体験レッスンに申し込まれてみては、いかがでしょうか。
ピアノ講師「稲村 瑠衣(いなむら るい)」先生の実績・活動・受賞歴
・第5回コンドー楽器ピアノコンクール優秀賞
・第13回コンドー楽器ピアノコンクール最優秀賞受賞
・15周年記念コンサートにソリストとして出演
・第28回日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞
師事
・佐藤みちる
・髙橋祥江
・秋元美保
・春原恵子
・子安ゆかり(ドイツリー伴奏法)
横浜市金沢区の金沢文庫、金沢八景、六浦の近く
横須賀の追浜、京急田浦の近くにあるピアノとヴァイオリンのレッスンをしている音楽教室です
<ピアノクラス>
<ヴァイオリンクラス>
https://www.noriko-violin.com